ポップンのLIFTについて考察~45ポ⑤
UniLabから、ポップンでもLIFTが設定できるようになった。
気になっていてもなかなかどうやって設定すればいいか迷ったので、前回こんなツールを作ってみた。
ポップンLIFT値設定ツール(β) - 批評(ex.goma油)
まず何が迷うって、IIDXと違ってプレイ中に設定を変えられないことだ。これほんとに何とかしてほしい(いや、それで工数が跳ね上がるなら何ともしなくていいです)。プレイ中に微調整できるならまだやってやろうという気にもなるが、それができないのでオプション画面でギャンブル設定して試さないといけない。
これでは普及が進まない。
というわけで突貫でツールを作ってみたんだけど、良くプレイしている「LIFT-55でHS480」っていう設定がLIFTなしの適正BPMに近かったので、どうやら自分は運良くいい設定に巡り合えたのだ、ということがわかってそれだけでもよかった。
で、ポップンにおけるLIFTの意味について少し考察してみたい。
良い点)
・見やすい
⇒単純に見える幅が狭いので、目をあまり動かさなくていい。あと落ちてくるスピードが落ちるので、動体視力を使わなくていい。おっさんには本当にありがたい。今回LIFTがなかったら多分もっと早く脱落していたと思うので、このタイミングでプレイ復帰したのはタイミングが良かった。
悪い点)
・LIFT上げすぎるとBPMのズレが大きくなる
⇒IIDXは緑数字を一定にすることで、自動でいつも同じ落下速度を保ってくれる。しかしポップンはHSの数値を毎回変更しなければいけないので、オプションで0.1刻みの倍率をかけて手動で調整することになる。
が、LIFTを上げるとBPMが下がるので、調整がしづらくなる。例えばBPM200の曲があったとする。適正が690だと感じている人は、HS込み680か700で、10のズレを許容してプレイすることになる。しかし同じ人がLIFTを-100にすると適正は470となり、HS込み460か480でプレイすることになる。10のズレは同じだが、表示距離が狭い分表示時間の差がより大きく出てしまう。10遅いとLIFTなし時よりさらに時間が伸びて遅く感じるし、10速いとLIFTなし時より短く速く感じる。
つまり、安定した調整がしづらくなる。
とはいえ、総合的に見るとノーツの落下速度自体が落ちるのは大変ありがたい。今後は無理のない範囲でオプションのさらなる拡充がされるといいなと思いつつ、ほんと無理しないで別のところに力を入れてくださいとも思う。
(つづく)